法務の転職活動基礎知識

法務版 転職活動の基礎知識

~転職を始める前に知っておきたい6つのこと~

転職を始める前に知っておきたい6つのこと

  1. 転職活動の開始時期

    法務部で想定される繁忙期は、株主総会前、法改正、プロジェクトアサイン時です。これらは会社や所属部署によって異なるため、業務が落ち着いているタイミングで情報収集からスタートしましょう。なお、企業側の法務の採用募集の繁閑時期は年間を通してほとんどありません。年齢・経験・スキルにもよりますが、法務経験者は売り手市場であるため、ご自身の業務の棚卸、何を転職に求めるのか、キャリアの方向性などをじっくり深掘りした上で、転職活動を進めることが理想的です。従って、具体的な転職活動を考える前から情報収集として弊社にご相談ください。

    また、法科大学院修了生の場合は大きく分けて3つ開始時期が分かれます。①司法試験直後 ②短答試験結果直後 ③論文試験結果直後です。企業様からの求人のご依頼として1番多い時期は、論文試験の結果前後です。司法試験直後や短答試験直後だと試験の結果次第で活動停止や辞退となってしまう方が一定数いらっしゃる為、選考のリスクが高いのと論文結果直後に活動される方だと短答試験に合格するだけの地頭や法的素養がある方が増える為、企業様としても採用をするのであれば、このタイミングがベストと考えられています。とはいえ、転職を少しでも考えている方は、選考スケジュールの把握や履歴書・経歴書の作成、応募企業の選定、業界研究、面接練習など、想像以上に手間や時間がかかることが多いので、早目早目の行動を心がけましょう。

  2. 選考の方法と期間

    基本的には、書類選考の上で面接2〜3回のベーシックな流れです。企業によっては、適性検査なども組み込まれる場合があります。応募から内定までの平均日数は1.5ヶ月ですが、ベンチャーは1ヶ月、大手では2〜3ヶ月程度であることもよくあります。企業によって大きく異なるため、都度選考内で確認する必要があります。

    また、法科大学院修了生の場合も基本的には、書類選考の上で面接2〜3回のベーシックな流れです。企業によっては、SPIや適性検査なども組み込まれる場合があります。応募から内定までの平均日数は1.5ヶ月程度ですが、ベンチャーは1ヶ月、大手では2〜3ヶ月程度お時間がかかることもあるので、都度選考内で確認する必要があります。

  3. 履歴書・職務経歴書

    スキル感を正確に伝えるために、法務業務の詳細を具体的に記載する必要があります。まず企業が確認するのは、契約法務に関する記載です。月間対応件数、和文・英文契約対応割合、対応契約書の種類などに加えて、レビューがメインなのかゼロからの作成が多いのかなどもわかる記載だとなお良いです。その上で、その他の業務は何を対応しているのかを記載しますが、この点は企業や組織・担当領域によって異なるため、経験業務は漏れなく記載するのがおすすめです。

    また、法科大学院修了生は、職歴が無く、ポテンシャルで採用されるので、学生時代に経験されたこと(ゼミ、サークル、授業、アルバイト、エクスターンなど)の中で学んだことや自己PRを具体的に記載することで、企業が求める人物像にどれだけ近づけられるかが鍵となります。
    企業が書類選考の中でまず確認するのは、①英語力(目安TOEIC600点以上)②文書作成能力 ③短答式の合格経験が1度でもあるかです。この点がクリアしていると評価がされやすく、通過率も上がる為、ご自身で足りないと感じるところに関してはブラッシュアップしてもらえると良いと思います。

  4. 書類選考通過率

    募集スペックと経歴のマッチ度、他候補者との相対比較によって異なるため、あまり気にしても仕方ないものですが、50〜60%通過しているかを目安にしましょう。80%以上通過している場合は、応募対象の選別が上手くできていると言って良いと思います。逆に20%未満の場合は、ご自身の希望と求人サイドが求めるスペックの間にズレがある可能性が考えられますので、必要に応じて応募対象を見直す必要があります。

    また、法科大学院修了生も同様で、あまり気にしても仕方がないのですが、どうしても名の知れた企業や上場企業、大手企業に応募が集中しやすい為、ひとまず50〜60%通過しているかを目安にすると良いでしょう。80%以上通過している場合は、応募対象の選別が上手くできていると言って良いと思います。逆に20%未満の場合は、ご自身の希望と求人サイドが求めるスペックの間にズレがある可能性が考えられますので、必要に応じて応募対象を見直す必要があります。

  5. 内定に対する返答期限

    基本的には正式内定から、一週間と考えておきましょう。ただし、内定後にオファー面談を実施してもらえる場合もあるため、その場合はその分の猶予があります。逆に、早期入社を求められている、他候補者がいる場合などは、回答期限を伸ばす交渉が難しい場合や一週間以内の回答を求められる可能性があります。志望度との兼ね合いにもなりますが、内定が出た上での期間交渉はハードル高い可能性があるため、他の企業との比較を希望する場合は、応募や面接のタイミングを考える必要があります。この点、弊社キャリアアドバイザーなどにご相談ください。アドバイス等をお伝えすることができます。

    また、法科大学院修了生も同様で基本的には1週間です。逆に、早期入社を求められている、他候補者との兼ね合いで内定辞退の際は別の候補者(次点)がいるなどの場合は、回答期限を伸ばす交渉が難しい場合や一週間以内の回答を求められる可能性があります。(例えば(金)に内定と労働条件通知書が出て週明け(月)回答など)志望度との兼ね合いにもなりますが、法科大学院修了生の場合、すぐに入社出来る方が多数のため、内定が出た上での期間交渉はハードル高い可能性があります。交渉をした時点で心象問題にかかわることもあるので、他の企業との比較を希望する場合は、応募や面接のタイミングを考える必要があります。この点、エージェントが大きく力になってくれますので、早目に相談をしましょう。

  6. 引継・入社準備期間

    内定受諾から入社日までの期間は、退職交渉や引き継ぎ期間を含めて2ヶ月前後が平均的です。大手企業や増員募集の場合は、3ヶ月程度を受け入れてくれることもあります。ただし、早期入社を求める事情がある場合は1ヶ月程度を提案される場合もあり、この点は応募先企業の状況により、大きく異なります。そのため、選考が進む中での確認が必要です。なお、業務上の兼ね合いで少なくとも4ヶ月以上かかる場合は、そもそも企業の選考対象から外れる場合があります。その場合は、応募スタートの時期を考える必要がありますので、弊社キャリアアドバイザーにご相談ください。

    また、法科大学院修了生は、基本的に就業をされていない方がほとんどなので、内定受諾から入社日までの期間は、企業様の受け入れ準備次第(内定が出てから2週間~1か月程度)となることがほとんどです。引っ越し等の事情でお時間がかかる場合はご理解いただきやすいですが、それ以外の場合は要相談となるので、何か事情がある方は弊社キャリアアドバイザーにご相談ください。

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