2023年04月01日

税理士のキャリアアップ!国際税務へ転職するために求められるキャリアやスキル

管理部門・士業の転職

税理士のキャリアアップ!国際税務へ転職するために求められるキャリアやスキルグローバル化が進む中で、日本だけでなく他国の税法あるいは租税条約等を把握し、2国以上の税務問題を扱う国際税務に従事する税理士も増えています。
この記事では、国際税務とは何か、税理士が国際税務を扱えるようになるにはどうすればよいのか等についてご紹介します。

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1.国際税務とは

国際税務とは、グローバル化に伴い個人や法人が海外に進出する場合など、国境を越えて取引をする際に生じる国際間の税務問題のことを指します。

昨今では海外進出をする企業が増えていることに伴い、これまで以上に国際税務に関する知識が求められるようになりました。
そのため国際税務に精通している税理士の需要が高い一方、業務の専門性は非常に高いことから常に学び続ける姿勢も求められます。

ここではまず、国際税務の具体的な仕事内容についてもう少し詳しく見ていきましょう。

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2.国際税務の仕事内容

今や大企業のみならず、中小企業においても海外進出、外国の企業との取引が当たり前の時代です。 ただ、諸外国はそれぞれが課税権を持ち、税法も国ごとに定められているので、国境をまたいで取引を行う場合、そこで生じる所得がどちらの国の税法に基づいて課税されるのかといった、国際的な税務問題が発生します。

そのような複数国間における税務問題を扱う領域が「国際税務」です。
日本だけでなく他国も課税主体となり得る場合、日本の法律・制度だけでなく諸外国の税務にも精通した専門家の協力が欠かせません。
近年では、税理士資格を持つ人が、国際税務のエキスパートとして活躍するケースが増えています。

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3.国際税務で働くうえで語学力は必要か

「国際税務」と聞くと、英語をはじめとした語学力が必要なのだろうかと不安を抱く方もいるかもしれません。

結論から言えば、語学力があるに越したことはありません。英語力があればあるほど、国際税務への転職が有利となるのも事実です。

しかし国際税務へ転職した人がみな、英語に堪能であったかというとそうでもありません。入社後に仕事をしながら語学力を磨いていったというケースも多く存在します。

そのためまずはTOEIC700点以上の取得を目標としつつ、「法人税」や「消費税」といった国際税務で特に求められる分野の知識を高めていくようにしていきましょう。

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4.語学力以外で身に着けておきたいスキルとは

国際税務への転職時、英語力以外に身に着けておきたいスキルとして「対顧客スキル」と「高いコミュニケーションスキル」が挙げられます。

国際税務で関わる企業の大半は大手企業であることが多く、国際税務として求められるレベルも高い傾向にあるでしょう。

そのため、クライアントから期待外れだったと思われないような接し方ができるかどうかはもちろん、ビジネスシーンにおける所作や振る舞いも今一度しっかり身に着けておくことをおすすめします。

また、これは国際税務に限った話ではありませんがコミュニケーション能力を磨いておくことも重要です。

税務業務と聞くと、机上で完結するようなイメージを抱く方が多いかもしれませんが、国際税務では対顧客相手にプレゼンをする機会も多く、それ相応のコミュニケーション能力が求められます。
コミュニケーション能力の高さは転職の面接時においても有利に働くため、常日頃から対人能力を高めようとする意識を持つようにしましょう。

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5.国際税務のキャリアを歩むには

国際税務のキャリアを歩むために、どういったところへ転職したらよいのかわからない方も多いかもしれません。

国際税務に関する業務を扱っているところとして、Big4税理士法人が挙げられるでしょう。Big4税理士法人とは、以下4つの法人のことを指します。

・PwC税理士法人
・デロイトトーマツ税理士法人
・KPMG税理士法人
・EY税理士法人

また、近年ではBig4税理士法人以外にも国際税務を提供しているところが増えているので、弊社などの転職エージェントを活用しつつ求人先を探してみることをおすすめします。

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6.国際税務への転職は大きなキャリアアップに

企業の規模に関係なく海外取引が増えつつある現在、国際税務を扱える専門家へのニーズも年々増加しています。
また、国内法人だけでなく、多くの外国法人も日本にやってきて、様々な事業を展開しています。

税理士としての業務の幅を広げ、キャリアアップを目指すのであれば、国際税務はぜひ経験しておきたい仕事であるといえます。
また、海外に事業展開を行っている企業の場合、国際税務を専門に扱う税務室を設けているケースも少なくありません。

税理士としてそのような場で働こうとする場合、単純な税務経験を重ねていくだけではなく、連結決算に関連する実務経験に加え、高度な語学力が必要です。
そのような企業・部署に転職するのはハードルが高いともいえます。
しかし、先を見据えながら少しずつ学習・スキルアップを重ねていき、国際税務に取り組めるだけの知識や経験を身に付けていけば、将来的には税理士として多用なフィールドで活躍できるようになるでしょう。

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7.国際税務への転職成功事例

国際税務への転職成功事例では、実際に国際税務へとキャリアアップを果たした税理士の成功事例についてご紹介します。

7-1.50代のキャリアも見据え一般事業会社の国際税務に

・前職 飲料メーカー 年収1000万円
・転職後 自動車部品メーカー 年収1000万円

Xさんは大手外資系企業に就職後、飲料メーカーに転職し、働きながら税理士資格を取得しました。
実務経験は財務、経理畑一筋で、企業再編に取り組んだ経験も持っています。
飲料メーカーでの仕事も充実していましたが、保有している税理士資格と外資系企業で働いた経験を活かしたいと考え、国際税務に取り組める企業への転職を決意しました。

転職活動の際に重視したのは、「国際税務の経験を積める職場であるかどうか」という点です。
また、Xさんは飲料メーカーで働いていた時、経理の専門職として高い年収を得ていたため、転職しても何とか同水準の年収を得たいとの希望もありました。
結果として、大手製造会社の税務担当に管理職候補として内定を獲得。
「キャリアアップ」と「年収」の両方において納得できる職場を見つけることができた、理想的な成功例と言えます。

7-2.国際税務の経験と英語力を活かし外資系メーカーにキャリアアップ

・前職 日系事業会社 年収500万円
・転職後 外資系メーカー 年収600万円

Yさんは税理士法人で経験を積んだ後、過去の留学経験で培った英語力を活かし、海外展開している日系事業会社に転職されました。
同社では国際税務や金融税務などの業務に携わり、税務の専門性を高めていらっしゃいました。
しかし、経営状況の悪化に伴い海外拠点は撤退したことから、転職を考えます。
転職活動では外資系企業を中心に転職活動を行い、海外拠点とのやり取りや国際税務などといった業務経験が高く評価され、転職に成功しました。

Yさんのケースは、税理士法人から国際税務として一般企業に転職し、成功した例です。
年収も向上しており、国際税務への転職が税理士のキャリアアップとなるモデルケースであると言えるでしょう。

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8.まとめ

今回は国際税務の業務内容をはじめ、国際税務へと転職する際に求められるスキル等についてご紹介しました。
Big4をはじめ、国際税務を扱う税理士法人への転職はなかなかハードルが高いことから、一般的には転職エージェントを活用して転職活動を進めることをおすすめします。
また、求人の中には非公開求人も数多く存在することから、その点も併せてエージェントに相談してみましょう。

弊社であれば、国際税務を扱う税理士法人の求人をご紹介可能です。
転職前の不安から転職後のキャリアプランまで幅広くサポートすることができるため、国際税務の経験者およびこれから経験したい方は、ぜひご相談ください。

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<参考>
税理士法人山田&パートナーズ「国際税務」
東京共同会計事務所「国際税務」

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