2023年06月14日

会計事務所で働きたい!転職時期はいつがいい?求人数がピークになるのは?

管理部門・士業の転職

会計事務所は、税理士に限らず公認会計士にとっても一般的な転職先の一つです。
そのため、業務内容や働き方、収入から、具体的な転職活動の方法について関心を寄せる方が多くいます。

この記事では、会計事務所の基本的な情報からタイミングのいい転職時期や求人数のピークなど、会計事務所で働きたい方が知りたい情報をお届けします。

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会計事務所(会計・税務)の求人情報

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会計事務所(資産税)の求人情報

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会計事務所の繁忙期はいつ?

会計事務所の繁忙期は、確定申告や年末調整の期間が一般的です。
繁忙期に発生する業務は以下のようなものがあります。

1月〜3月(確定申告期間)

確定申告の期間は、会計事務所が1年を通じて最も忙しい時期です。
個人クライアントから提供された書類を整理し、申告書を作成することが主な業務となります。 税務申告業務や給与支払報告書の作成、償却資産税申告などの対応に追われます。

5月(3月決算企業の法人税申告ピーク)

法人税の申告ピークのため、多忙な時期となります。
多くの決算書作成、税務申告書作成、税務相談などの業務が発生します。

また、確定申告の期間に間に合わなかったクライアントからの依頼もあるため、業務量が増加する傾向にあります。

11月〜1月(年末調整期間)

会計事務所にとって、この期間も繁忙期の一つです。
年末調整の作業では、企業が従業員に支払った給与、賞与、手当などを集計し、所得税や住民税、社会保険料などの控除・還付を計算します。

また、社会保険料の報告書作成や源泉徴収票の発行など、さまざまな業務にも対応します。


このような繁忙期には、大量の書類整理やデータ入力、顧客対応など、多忙な業務を伴います。
そのため、会計事務所ではスケジュール管理やタスクの優先順位づけなど、効率的な業務処理を行うことが必要です。


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会計事務所の求人数がピークになるのは年3回

会計事務所の採用活動において、求人数がピークを迎えるのは年3回です。
以下、ピークの時期とそれぞれの特徴を見てみましょう。

税理士試験終了後の「8月〜9月」

税理士試験は例年、8月前半に実施されます。
試験終了後、多くの会計事務所がポテンシャル採用を行うため、この時期は未経験者でも採用されやすい傾向にあります。
試験勉強のサポート体制を導入している会計事務所では、入社後も学びながら成長できる環境が整っています。

税理士試験結果発表後〜繁忙期前の「11月〜12月」

税理士試験の合格発表は11月下旬〜12月上旬です。
この時期には、科目合格者や即戦力を求める求人が多くなります。
繁忙期前に新しい人員を補充することで、スムーズな業務の遂行ができるようになるため、積極的に採用活動が行われます。

繁忙期終了付近の「4月〜6月」

会計事務所の繁忙期である1月〜3月を終えた閑散期が求人に充てられます。
求人が活発化する8月を避け、早めに採用活動を始めることで、経験者を含めた優秀な人材の獲得につなげたい意向です。


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Big4の転職時期は?

業界大手のBig4税理士法人は、税理士や公認会計士の転職先として人気が高いことで知られています。
競合する転職者も多いだけに、転職活動の時期や年齢が気になるところです。

以下、Big4税理士法人の採用事情と照らし合わせてみましょう。

転職時期は「6月~10月」

例年6月~10月は、Big4税理士法人の業務閑散期にあたり、採用活動が積極的に展開されます。
この時期に合わせて転職活動を行うことで、採用のチャンスが広がるでしょう。

2科目合格者でも採用の可能性あり

採用選考は、学業成績だけでなく、ポテンシャルや人物像なども含めて総合的に判断されます。
税理士の転職市場は人手不足の影響もあり、売り手優位の状況です。
Big4税理士法人でも採用基準が見直され、2科目合格者が採用枠から外されるケースは減ってきています。

年齢は20代〜30代前半が有利

柔軟な発想力や体力、コミュニケーション能力などを活かせる人材ニーズは、Big4税理士法人においても例外ではありません。
20代はポテンシャルに期待され、30代は即戦力として求められます。
応募にあたっては、若さに過信することなく、自分自身の強みや魅力をアピールすることも大切です。


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会計事務所の転職活動方法

会計事務所の 転職活動方法

会計事務所への転職活動では、さまざまなサービスが受けられる以下3つの利用がおすすめです。

求人情報サイト

インターネット上で多数の企業や求人情報を掲載しているウェブサイトです。
これらのサイトでは、多様な業種・職種についての求人情報を閲覧することができます。
画面で複数の求人情報を比較することができるため、自分の希望する条件に合った求人探しもスムーズです。

また、会計事務所に特化した求人情報サイトを利用することで、より的確な情報収集につながります。

ハローワーク

公共職業安定所が提供している就職支援サービスです。
求人情報の提供だけでなく、就職に必要な手続きなどのサポートも行っています。
会計事務所の求人が多数掲載されており、アドバイザーからの相談や職業訓練の紹介を受けることもできます。

転職エージェント

転職者の希望に合った求人情報を提供し、面接対策や交渉支援など、転職活動をトータルにサポートするサービスです。
会計事務所に特化した転職エージェントなら、会計事務所に関する詳細な情報や、業界のトレンドなども提供してもらえます。
転職エージェントが仲介に入ることで、効率良く、安心して転職活動を進めることが可能です。


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会計事務所への転職成功事例

未経験2科目合格者が、若手育成に力を入れている優良会計事務所に就職した成功事例!

【転職成功者】
Uさん
24歳/男性
転職前:就業経験なし
転職後:個人会計事務所 (人数:約15名、年収:350万円)
資格:税理士試験科目2科目合格(簿記論、財務諸表論)

Uさんは、大学卒業後、税理士試験の勉強に専念し、簿記論と財務諸表論の2科目に合格しました。
その後、実務経験を積みたいと考え、優良な会計事務所を探していました。
弊社からは、実務経験がない人材を育成する風土がある会計事務所をご紹介し、Uさんは入所を決めました。

このように、未経験でも継続的な勉強と意欲的な姿勢を持つ人材は、優良会計事務所へ転職できる可能性が高いのです。
業界全体の将来を見据えて若手を育てる会計事務所も増えているため、積極的にチャレンジしていくことが大切です。

会計事務所業界未経験でBig4税理士法人への転職を実現!

【転職成功者】
Mさん
27歳/男性
転職前:一部上場製造業・経理職(人数:5000名、年収:480万円)
転職後:Big4税理士法人 (人数:550名、年収:530万円)
資格:税理士試験科目5科目合格(簿記論・財務諸表論・法人税・相続税・消費税法)

Mさんは、社会人4年目で税理士試験5科目に合格するなど、非常に優れたスペックを持っていました。
また、Big4税理士法人に対して憧れを抱いており、転職活動を行った結果、最もマッチした税理士法人への転職を実現しました。
客観的な採用スペックを十分に満たしていたことから、転職エージェントの視点からも成功例として評価されました。

「年収アップ」「スキルアップ」「長期就業」の3つが叶う環境へ転職された方の成功事例

【転職成功者】
Iさん
30代前半/女性
転職前:中小税理士法人(人数:15名)、年収740万円
転職後:中堅税理士法人(グループ通算人数:300名)、年収800万円+業績賞与
資格:税理士(簿記論・財務諸表論・消費税・税法科目免除)

Iさんは現職で6年働いた後、キャリアアップに悩み、弊社にキャリアカウンセリングを求めました。
弊社キャリアアドバイザーとの面談を通じて明確となった転職のポイントは、「年収水準の維持」「長期就業ができる」「税理士としてのキャリアップが図れる」の3点でした。

希望条件に合った会計事務所を選定するため、年収水準が高く、家庭との両立がしやすい環境かどうかという視点で求人を絞っていきました。
結果、まさにそのような理想的な中堅税理士法人の内定を獲得しました。

当社は、会計事務所業界での転職支援を30年以上行っており、業界に精通したキャリアアドバイザーが在籍しています。
今回の成功事例は、Iさんとキャリアアドバイザーが、将来を見据えたキャリアの選択肢を一緒に考えた成果と言えます。

子育てママさん税理士の転職成功事例~家庭と仕事の両立が出来る仕事~

【転職成功者】
Yさん
41歳/女性
資格:税理士(簿記論・財務諸表論・法人税法・所得税法・消費税法)
<転職前>
中堅税理士事務所(年収600万円)
<転職後>
中堅税理士事務所(年収400万円)
エリア:東京都

子育てと仕事の両立を希望するYさんは、ワークライフバランスの改善を第一優先に、人間関係が良好な職場環境への転職を考えていました。
求人をご提案する際には、勤務地をご自宅から通える範囲に絞り、残業が一定の範囲を超えないことを大前提に、事業会社と中堅規模の会計事務所をご紹介しました。
最終的には、子育て中の社員がいる会計事務所の内定を受諾しました。

転職成功のポイントは、代表者が子育てをしながら働く女性への理解があったことです。
Yさんにとって、一緒に働くメンバーの理解を得られたことも大きな決め手になりました。
人材不足で売り手市場が続く昨今では、多様性を受け入れる柔軟さを持った組織が、採用を成功させているように見受けられます。


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まとめ

会計事務所は、Big4税理士法人も含めて、繁忙期を外した時期に採用活動が活発になり、求人数もピークを迎えるようです。
そのため、転職時期の狙い目は閑散期を中心に考えた方がいいでしょう。

ただし、時期や年齢によって、ポテンシャルと即戦力で採用枠が異なります。
会計事務所は、公認会計士や税理士に人気の転職先であるだけに、採用されやすい時期を狙ってくる転職者も少なくありません。

転職成功のためには、時期に的を絞るだけでなく、競合する転職者との差別化を意識することも重要です。
実務経験が浅いのであれば、入社後のビジョンや貢献意欲などを自分の強みとして示すことがポイントになります。
経験があるなら、即戦力として活かせるキャリアをしっかりとアピールしましょう。

転職活動でお悩みや不安のある方は、会計事務所の転職実績が豊富な「転職エージェント MS-Japan」の活用をおすすめします。

この記事を監修したキャリアアドバイザー

齊藤 仁美

大学卒業後、幸せに働く人を増やしたいという想いから新卒でMS-Japanに入社。
上場企業を中心とした求人開拓から管理部門全般のマッチングを行い、2021年1月より専門性の高いJ事業部に異動。
主に会計事務所、監査法人、社労士事務所の担当を持ちながら士業領域での転職を検討している方のカウンセリングから案件紹介を両面で行う。

会計事務所・監査法人 ・ 公認会計士 ・ 税理士 ・ 税理士科目合格 ・ USCPA を専門領域として、これまで数多くのご支援実績がございます。管理部門・士業に特化したMS-Japanだから分かる業界・転職情報を日々更新中です!本記事を通して転職をお考えの方は是非一度ご相談下さい!

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