2024年03月15日

神奈川で働きたい!神奈川エリアの会計事務所の転職市場

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MS-Japanの濵田です。私自身生まれも育ちも神奈川県であり、地域密着型の金融機関での勤務後、士業特化型の転職エージェントであるMS-Japanに入社をしました。

神奈川内法人に特化した横浜支社での約5年間の営業経験及び、その後東京本社でBig4~国内大手法人から数十名の小規模事務所まで、様々な規模の会計事務所を見てきた経験から、今回は「神奈川県」にフォーカスした会計事務所の転職市場について、地域性も交えながら記載していきます。

神奈川県の地域性、市場規模について

神奈川県全体の会計事務所数は1,500件以上であり、東京・大阪・愛知に次ぎ全国4番目(※1)、特に横浜市は、神奈川県内で一番事務所数が多く、首都圏で見ても東京23区以外では最も税理士が多数活躍している地域です。

様々な産業が盛んなエリアであり、日産自動車株式会社、日揮ホールディングス株式会社、株式会社JVCケンウッド、京浜急行電鉄株式会社、株式会社ノジマなど、皆さんにも馴染みの深い有名企業も本社を構えています。他、2024年9月には富士通も川崎市への本社機能も移転を発表しています。
また、大手企業だけではなく、自社ビル開発・R&D拠点開発・ベンチャー支援などで大きな注目を集めているみなとみらい地域(MM21)も県を代表する魅力的なエリアとなりつつあります。
クライアントワークである会計事務所から見たニーズという意味でも、伸びしろのある地域であるかと思います。

ただ、この記事を読まれている方々は薄々お気づきかもしれませんが、上記のような規模であるにも関わらず、「神奈川県内の転職マーケット」についての情報は非常に少ない状況です。
特に県内の会計事務所については、「転職エージェント」等の活用に対しても都内法人に比べ進んでいない部分が多いのも実態であり、更に情報の出てきづらい部分があるように感じています。

情報が少ない=転職後のミスマッチなどが起きる要因になるケースも多いため、県内とそれ以外の地域の両側面を見てきたうえでの転職マーケットの実態を、次章で記載させて頂ければと思います。

(※1)出典:総務省・経済産業省「平成28年経済センサス‐活動調査結果」


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神奈川県内の会計事務所と東京都内事務所の求人の違い

冒頭記載をさせて頂いた通り、私自身も神奈川県で生まれ育ち、ビジネス・レジャーいずれも充実している点や、自然豊かなエリアも多いこと、交通面の利便性、治安の良さなどから、「神奈川県という地域が好き」「神奈川県内で働きたい」という方の気持ちが物凄くわかります。

転職希望者の方の中には「神奈川県内のみを希望」という方も非常に多くいらっしゃいます。そしてそれは、もちろん個人差はありますが、「神奈川県内で住み続けることを前提としており、近場で良い転職先を探したい」ということが背景にあることも多々あります。
その意味では、「求人が多いから都内まで広げれば良い」というアドバイスだけが正解では無い、と私自身強く思っています。

上記を踏まえ、神奈川県内の会計事務所と都内事務所の違いや転職市場の実態をお伝えできればと思います。

結論から言うと、神奈川内でも業務内容・法人としての安定性・働き方・給与面など様々な観点から、優良な会計事務所の求人も増えてきており、ご自身のご希望を叶える転職先を見つけることも十分に可能と考えています。
都内の法人に比べ、業務のレベル感や組織規模について不安感を持たれる方もいらっしゃるかとは思いますが、神奈川内の会計事務所であったとしても都内の大手企業等のクライアントを抱えているケースも少なくなく、また、コンサルティングIPO支援資産税に力を入れ始めている法人もあったりと、都内法人と遜色ない経験を積める環境である法人もございます。
中には、会計士の代表が立ち上げた法人等もあり、M&Aや事業承継等などのFAS領域などにもタッチできる会計事務所の求人も出てきております。

また、新卒・中途採用を積極的に進め、規模についても50名~100名前後の法人の求人も多く存在しています。都内の大手法人と採用において競合するケースも非常に多いため、資格取得における費用支援制度給与制度の改定リモートワークの普及など、魅力的な制度を整えている法人もございます。
その意味では、「長期就業」という観点で、アクセスの面以外にもメリットとなり得るポイントも多くあるため、都内法人でないと難しいのでは?と思う部分も十分に解消できる可能性がございます。


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入社後のキャリアパスと具体的な求人の探し方

業務の質感や業務範囲について広がってきている部分もあり、仮に今後転職を考えた際に、更なる大手法人や少数精鋭のブティック系事務所に転職をされたい、と思われた際にも通用する力が身につく可能性が十分にございます。

大切なのは、所属するエリアや規模云々というよりは、「その法人の中でどのようなクライアントをもち、どのような業務経験を積むか」「今後どのようなキャリアを積んでいきたいのか」といった点です。上述の通り都内で経験の出来る内容が県内事務所で全く経験出来ない、という事は無くなってきている状況ですので、現在の売り手市場も相まって「無理に遠方の事務所まで検討に入れなくとも良い」といった転職市場になってきていると言えるかと思います。

また、直近の県内の具体的な求人の動きについても、お伝えさせて頂きたいと思います。
まずやはり、圧倒的に求人数が多いのは「横浜市内」です。その中でも、横浜駅近みなとみらいエリアの人気は非常に高く、比較的規模感の大きい法人が集中している状況です。
この領域の法人は、アクセスの良さから都内を希望している求職者も並行して応募するケースもあることや採用ツールを複数使用しているケースもあり、選考の倍率が高い事もございますので、複数の法人を幅広く検討されることをお勧めしております。

ただ一概に横浜市内といっても広く、例えば相鉄線沿線京急線沿線ブルーライン線沿線などは落ち着いた優良小規模事務所の求人も多くございます。
他、横浜以外のエリアも勿論積極募集中の法人がございます。厚木エリア相模原エリア湘南エリアなどの場合は応募者自体が多くないため、魅力的な求人に対して、スムーズな転職決定となるケースが多く見受けられます。
こちらは求人の総数が市場的にも多くなく選択肢が現状限られるため、内定が出られた際は是非積極的にご検討頂くと良いかと思います。


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まとめ

一概に神奈川県といってもエリアは非常に広く、求人数や選考倍率、事務所の特性など、大きく異なってまいります。

当社は、横浜やみなとみらいのみならず、横須賀・三浦、藤沢・平塚、箱根・熱海、厚木・相模原等々、東西南北ほぼすべての地域での情報があり、各事務所とも非常に強いパイプをもっております。ご転職をお考えの際には、ぜひMS Agentのご利用をご検討ください。

この記事を監修したキャリアアドバイザー

濵田 翔平

大学卒業後、大手信用金庫に入庫。個人・法人営業及びビジネスマッチング等に従事。
MS-Japanに入社後は、横浜支社の立ち上げに加え、経理・人事・法務・経営企画・公認会計士・税理士等、幅広い職種のマッチングに従事。
2021年より東京本社へ異動後は、公認会計士・税理士・弁護士・社労士等の士業を専門とするJ事業部の管理職を務める傍らプレイヤーとしても従事。

会計事務所・監査法人 ・ 公認会計士 ・ 税理士 ・ 税理士科目合格 ・ USCPA を専門領域として、これまで数多くのご支援実績がございます。管理部門・士業に特化したMS-Japanだから分かる業界・転職情報を日々更新中です!本記事を通して転職をお考えの方は是非一度ご相談下さい!

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